セルロースアセテートは天然素材ではありませんが、天然素材から作られています。ほとんどの場合、眼鏡フレームの製造に板状で使用されますが、美しい櫛を作ることもできます。
この素材は1865年から存在しています。当時、セルロースアセテートは綿繊維と無水酢酸から初めて製造されました。
製造方法は今でもほぼ同様に行われています。したがって、セルロースアセテートは今日でも天然の原料（例えばブナ材や綿から得られるパルプ）と酢酸からのみ構成されています。
私たちの高品質なイタリア製アセテートは、ほとんどが高価な眼鏡フレームの製造に使われています。しかし、そこから髪や肌に優しい美しい櫛も作ることができます。素材は板状で納品され、ほぼ角と同じように加工されます。
櫛の手触りも本物の角櫛に似ています。ほぼ同じ製法のため、滑らかで重さも似ています。しかも、角櫛とは異なり非常に割れにくく衝撃に強く、軽く曲げることもできます。
アセテート櫛もわずかに湿気を吸収したり、逆に放出したりします。そのため、時間とともにわずかに曲がることがあります。しかし、湿った布で包んで数時間置くことで簡単に元に戻せます。（角櫛にはこの方法はあまり推奨されません。）
角と同様に、アセテートも生分解性があります。ただし、このプロセスは角よりもかなり長くかかります。生物活性のある土壌では約4～9ヶ月かかります（出典：ウィキペディア）。
注意すべきは、強い洗剤が櫛を非常に早く傷める可能性があることです。これはアルカリ性の物質にも酸にも当てはまります。したがって、角櫛と同様に、洗浄は優しいシャンプーと流れるぬるま湯（熱い水は不可！高温で素材が変形するため）で行う必要があります。
私たちのセルロースアセテート製の櫛は、角櫛のように作られています。べっ甲のように見え、角のような手触りです。しかし、本物の角に比べて大きな利点は、ポケットに気軽に入れたり、不注意で床に落としても問題ないことです。なぜなら、簡単には割れないからです。
サイズ：
長さ：約12cm
高さ：約30mm
歯の間隔：
粗い側：約2.0mm
細かい側：約1.0mm
重量：約14グラム
この櫛の価格が高いと感じられることについて、少し説明させてください。イタリア製のセルロースアセテートは、本物の角板とほぼ同じくらい高価です。特に中国やインドで製造される、はるかに安価なアセテートもありますが、それらの櫛は手作りであっても当然ながらかなり安価です。しかし、私たちのアセテートは、可塑剤などの添加物が一切使用されていないことが保証されています。これらの添加物は、主に眼鏡フレーム（この素材が通常使われる用途）においては少なくとも問題があるためです。なぜなら、眼鏡は通常一日中肌に触れているからです。
